足の骨を折った。
怖い話ばかり読んだり見たりしているせいで、何かの災いに触れてしまったのか。
まぁ、そんな訳はない。
怖い話は好きだが、実はあんまり祟り怨念やを信じていない。
信じていないというより、私みたいな小物にいちいち構っては来ないだろうと思っている。向こうだって巨大な存在と全力でぶつかりたいはずだ。
だから骨は折ったが、これは祟りではない。
ものすごく不謹慎だが、何か特別な予兆なり厄災があれば、面白かったのにとは思う。なくて良かったはずなのに、人の心とは本当に勝手なものだ。
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